ボスフォラス海峡沿いの別荘、ここ10年で所有者移り変わる
2009年11月29日付 Milliyet 紙
ここ10年の銀行の破綻や経済危機の嵐よってイスタンブルの海峡沿いの邸宅の持ち主に大きな変化が現れている。現在のボスフォラス海峡沿いの別荘の所有者はトルコの変遷の側面を鏡のように映し出している。
イスタンブルで価値ある財産の一つとされるボスフォラス海峡の別荘のうち、37軒がここ10年間で別の人の手に渡っている。ビジネス界や社会生活でのステータスシンボルでもあり、その表象とされる海峡沿いの邸宅は、売り出し時点で他の不動産のそれと異なっている。別荘に売り出し中の張り紙は出されず、けた違いの商談がかなりひそかにおこなわれ邸宅の持ち主が変わる。たいがい新しい別荘の所有者は、建物の改修工事とともに明らかになる。
ボスフォラス海峡には1級、2級、3級の歴史価値の高い別荘も366軒ある。史的価値のないとされるものを含めるとボスフォラス海峡の両岸には合わせて600軒の別荘が立ち並んでいる。
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( 翻訳者:松岡聡美 )
( 記事ID:17973 )