マルディン・アルトゥクル大学の「クルド語学科」、正式開設
2009年12月01日付 Radikal 紙

マルディン・アルトゥクル大学の付属機関として「トルコ現存言語研究科」の設立が閣議によって承認された。この議決に基づき、大学でクルド語、アラビア語、ペルシア語及びシリア語の講義が開講する。


「民主的問題解決」の枠組みにおいて、トルコ語以外の言語を大学で学術的に研究されるための調整が整った。閣議においてマルディン・アルトゥクル大学の付属機関として「トルコ現存言語研究科」の設立が承認された。

2008年11月にマルディン・アルトゥクル大学は「クルド語・クルド文学科」及び「クルド研究所」の設立を申請していた。

大学側の申請に対し、高等教育審議機構(YÖK)は「クルド語・クルド文学研究科」あるいは「講座」という名称で学部教育プログラムを行うことを認めなかった。

「クルド研究科」の設立については、「トルコ現存言語研究科」と名称変更されて承認された。

閣議の承認が得られたこの決定は、公報での公布をもって実施される。研究科ではアラビア語、ペルシア語およびシリア語と共にクルド語についても学術的研究がなされる。

同研究科は2010年2月から30名の大学院修士課程及び博士課程(を受け入れて)開設が予定されている。

大学入試センターに申請を行い、それに基づき学生を受け入れることができるようになる。

政府は以前に提出された法的修正により、刑務所内でクルド語を話すことおよび民間ラジオ・テレビ局におけるクルド語の放送も承認した。

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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:17985 )