民主市民党解党裁判で、チュルク党首、涙の証言
2009年12月09日付 Milliyet 紙

民主市民党のアフメト・チュルク党首は、解党裁判が、トルコの民主主義という点から見ると、試金石のような性質を持っていると述べ、「解党決定が出れば、これは政治的な打撃となる。手詰まりに陥ることになろう」と語った。チュルク党首は、昨日(12月8日)の院内会合での演説において幾度か目に涙を浮かべ、声を震わせた。

■民主市民党のクシャナク副会長は「政府が行なった」と主張した

民主市民党のギュルテン・クシャナク院内会派副会長は、兵士7人の殉死を受けて、「これらは偶然ではない。イムラル(PKKの指導者アブドゥラー・オジャランが収容されているイムラル刑務所)、解党裁判、アメリカ視察及びこの事件は相互に関連している。これらが誰かの扇動によるものであるとするならば、一体誰が同時期になるように調整したのか。これを行なえるのは政府だけだ」と語った。クシャナク会派副会長は、「亡くなった方々にはアッラーからのお恵みを、ご家族とトルコ国民にはお悔やみを申し上げます。私たちの遺憾の意を表したい」と述べた。副会長に、「これをPKKが行なったのか、政府が行なったのか」という質問が挙がったが、それに対しても「私はすべてを語った。それらは発言全体の中においてのみ意味をなす」と話した。

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( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:18039 )