民主市民会議(DTK)が終了した。
会議の広報担当者であるハティプ・ディジレ氏が、解党を命じられた民主市民党(DTP)のディヤルバクル県本部で、昨日(12日)始まり、今日13日に終了した民主市民会議の声明発表を行った。
ディジレ氏は、トルコ国民が共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)によるクルド人に対する集団暴行キャンペーンにより敵対関係となるよう仕向けられているとし、この汚いゲームを暴くのは、トルコの人民、政治家、知識人、芸術家らの歴史的な責務となっていると語った。
ディジレ氏は以下のように述べた:
「疑いようもないが、このゲームに参加し、賛同することは、歴史における重大な罪となるだろう。民主市民会議(DTK)はこの件に関する議論を経て、以下の決議を行った:
クルド人が暮らす全ての中東地域においてDTKと実現される共同組織が国際的な組織となるよう目指すと決めた。DTKはクルド人に押し付けられる非組織(令)や(人々の)意思(を尊重しない対策)に反対し、アブドゥッラー・オジャランの釈放を請い求めると決意した。短期間でイムラル(島)での収監を終了させて、自宅軟禁に移されることがDTKの要請である。DTKは我々の国民へ血、涙そして痛みの他には何も与えない、保守的政策の道具である軍事・政治的活動を終了させるために、あらゆる種類の民主的な闘争とその方法を実行すると決めた。
DTKは、平和、民主そして自由の戦いのために捕らえられ、処罰された政治犯の全てが自由にされるよう再度要請し、また全ての刑務所が空にされるまで闘争を行うものであると宣言する。反民主的な全ての行動の起因となるのは、無視と排他を旨として作られた(1980年)9月12日憲法である。DTKは、憲法の部分修正による上辺だけの取り繕いではなく、トルコ人との平等、自由そして尊厳のある生を保障し、クルディスタン自治を含み、また民主的なトルコを目標とする、民族平等の新しい憲法作成を要請する。どんな暴力や政治の駆け引きも、自由への闘いを現段階より後退させることはできないだろう。どんな条件や状況においても、民主と自由への闘争は高揚し継続して、戦い抑圧された人民は(結果的に)果実を手にしよう。」
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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:18069 )