ナイル川で50人が乗ったフェリーが衝突事故
2009年12月05日付 Al-Ahram紙

■ロゼッタで悲惨な事故
■船舶が乗客約50人を乗せたフェリーと衝突
■数十名の行方不明者を捜索中

2009年12月05日付アル・アハラーム紙(エジプト )HP1面

【ブハイラ、カフル・シャイフ: アラーウ・アブドゥッラー、ターミル・アブドゥッラウーフ】

ブハイラ県ロゼッタ(ラシード)市で恐ろしい悲惨な事故が発生した。ゲジーラ・ハドラー村近くで船舶が民間のフェリーと衝突し、約50人がナイル川に放り出されたのである。フェリーは乗客をカフル・シャイフのメトゥーベス市からロゼッタ海岸へと輸送中だった。

惨事は昨夜6時頃に発生した。メトゥーベスからロゼッタに向かっていた船舶、アブー・シャーヒーン号が、船長の不注意でフェリーの存在に気付かずに衝突し、フェリーの船体を真っ二つにした。フェリーはちょうどカフル・シャイフに向けてロゼッタ市のナイル河岸を出発したところだった。

その結果、約50人にのぼるフェリーの全乗客がナイル川に落下した 。深刻なことに、発生現場は川幅が約500mと広く、水流も激しい。

事件発生直後、村人は出来る限り多くの人々を救助するために現場へと駆けつけ、約6人が救出されてロゼッタ公立病院へと搬送された。彼らの被害状況は精神的ショックから衝撃による意識の混乱まで様々である。また3人の遺体も発見され、そのうち2体は幼児の遺体であった。事故現場にはブハイラ県のムハンマド・シャアラーウィー知事をはじめ、県の治安組織や大衆組織、行政組織の指導部が駆けつけた。

 ロゼッタ、ダマンフール、カフル・シャイフ各市の河川レスキュー隊が出動し、救急車両も出動した。現在もナイル川で徹底的な捜索が続けられているが、犠牲者の数は未だ確認されていない。

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(翻訳者:染谷麻美)
(記事ID:18073)