民主市民党(DTP)から、平和民主党(BDP)へ、看板掛け替え
2009年12月14日付 Milliyet 紙
シュルナク県スィロピ郡で、解党した民主市民党(DTP)の看板が下ろされ、代わりに平和民主党(BDP)の看板が掛けられた。
憲法裁判所によって解党命令がなされた民主市民党(DTP)の、スィロピ郡本部の政党看板が、担当者らによって下ろされた。DTPの看板の代わりに、元郡本部の建物には平和民主党(BDP)の看板が掛けられた。
平和民主党(BDP)は、設立代表者をムスタファ・アイズィットが務め、2009年5月3日付けで内務省に設立請願書が提出されていた。BDPの看板は黄色地に緑のカシの木をシンボルとしてあしらったもので、42人の設立メンバーの中には、ディヤルバクルのバウラル区のジャバル・レイガラ区長、元スル区長だったジェザイル・セリン氏といった名前も見受けられた。
■3都市でも看板撤去
民主市民党(DTP)が憲法裁判所によって解党されたのに続き、ヴァン、ハッキャーリ、ビトゥリスにおける政党事務所の看板も下ろされた。看板は、深夜の時間帯に撤去されたという。
ビトゥリスでは特に混乱はなかったが、ヴァン、ハッキャーリと周辺地域では解党命令により大々的な抗議運動が起きた。解党命令に続き3都市の民主市民党(DTP)県本部事務所の政党看板は下ろされた。これらの看板は、(抗議運動によ)る混乱を招かないよう夜のうちに撤去されたという。
一方で、ビトゥリスでは民主市民党(DTP)の代替として設立されたと指摘されている平和民主党(BDP)の看板がすでに最初から掛けられていたことも注目される。
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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:18076 )