中央銀行、利子レートを変更せず
2009年12月17日付 Milliyet 紙

 中央銀行の発表によると、金融政策委員会が本日行った今年最後の会合で、同銀行の銀行間金融市場及びイスタンブル証券取引所・現金担保付債券貸借(レポ)市場で適用されている短期金利レートを変更しなかった。

 これによると、翌日物借入金利は6.5%、翌日物貸付金利は9.0%で据え置くこととなった。

 営業時間終了直前に各銀行が中央銀行から上限なしで行われる借入貸付業務の枠組みにおいて、銀行間金融取引市場における翌日物として適用される中央銀行借入金利は2.5%、貸付金利は12%とされる。公開市場における取引では、民間銀行に関わるレポ取引における翌日物及び週物で適用される借入可能金利は8%に留まった。

 金融政策委員会の発表では、最近公開されたデータは経済活動が緩やかな回復期に入ったことを示しているが、需要に関する不透明感が引続きあり、雇用状況の根本的な改善には長い時間を要するものとされた。発表では、中期で国内資本の使用、及びそれによってインフレを低水準で抑制されるだろうと予測された。

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:18092 )