元DTP国会議員の辞職とりやめに、安堵の声
2009年12月19日付 Zaman 紙

解党された民主市民党(DTP)の国会議員は国会に残るという決定に対し、与野党は肯定的に歩み寄った。政治活動継続の決定は南東アナトリア地域で肯定的に受け入れられた。

公正発展党(AKP)所属のブルハン・クズ・トルコ大国民議会(TBMM)憲法委員会議長は、「解党された政党の議員が平和民主党(BDP)で活動を継続することには賛成する。このことが通常化プロセスに寄与することを望んでいる。新政党はPKKおよび(PKKの指導者アブドゥラー・オジャランが収容されている)イムラルとの間に距離をおく必要がある」と述べた。AKPのディヤルバクル選出クドベッティン・アルズ議員も、「彼らは友人であり、実際議会に政治活動を行うためにやってきた。議会での政治活動継続には賛成であり、正しいことである」と結論付けた。

共和人民党(CHP)会派副代表のハック・スハ・オライ議員は「彼らが再び解党の条件を作り出すような政治プロセスを生み出すことのないように祈っている」と述べた一方、同党のスポークスマンムスタファ・オズユレキ議員は「19人の国会議員に関しては、いかなる禁止命令もなかったことからも、国会議員を続けることは非常に正しいことである」と述べた。

ディヤルバクル医師会のセルチュク・ムズラクル会長は、「政治活動継続の決定は、環境を充実させるという観点から正しい決定である」と述べた。シュルナク弁護士会のヌシレヴァン・エルチ会長はというと政治の中心が議会であることを強調し、「適切で正しい決定である。会派を結成するか否かにかかわらず、議会で政治活動を続けるべきである。この決定が環境を和らげることを期待している」と述べた。バトゥマン商工会議所のメフメト・テイムル会頭も、解党されたDTP所属の国会議員の政治活動継続決定を適切だと考えていることを明らかにし、この決定が取られたことは良識の勝利であると述べた。テイムル氏は、「この国には無駄な時間などない。人々は平和を望んでいる。首相は民主的解決について非常に決意を持っている。私たちは彼を最後まで信頼している」と話した。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:18104 )