平和民主党(BDP)、無所属議員1名の参加で定数に―国会で会派成立
2009年12月25日付 Milliyet 紙
解党決定を受けた民主市民党(DTP)所属の(議員活動停止処分を受けていない)国会議員が参加している平和民主党(BDP)は、国会において会派を形成するため、昨日(12/24)、議長へ申請書を提出した。
無所属でイスタンブル地区から選出された議員、ウファク・ウラスも参加したBDPは、本日(12/25)本会議において(会派申請が)読み上げられたのち、国会での政治活動を開始する。BDPは、同会派の初会合を2010年の1月5日に行う予定である。BDP党首デミル・チェリキの署名の下、国会で議長へ提出された会派申請書には、BDPへ参加する議員たちが下記のように並んでいる;エミネ・アイナ(マルディン選出)、ギュルタン・クシャナク(ディヤルバクル)、アリヤ・アカド・アタ(バトゥマン)、セバハト・トゥンジェル(イスタンブル)、ペルヴィン・ブルダン(ウドゥル)、ファトマ・クルタン(ヴァン)、セヴァヒル・バユンドゥル(シュルナク)、セラハッティン・デミルタシュ(ディヤルバクル)、アクン・ビルダル(ディヤルバクル)、ベンギ・ユルドゥズ(バトゥマン)、ハミト・ゲイラニ(ハッキャーリ)、スッル・サクク(ムシュ)、ヌーリ・ヤマン(ムシュ)、オズダル・ウチェル(ヴァン)、イブラヒム・ビニジ(ウルファ)、ハスィプ・カプラン(シュルナク)、シェラヘッティン・ハリス(トゥンジェリ)、オスマン・オズチェリキ(スィイルト)、ウファク・ウラス(イスタンブル)
■DTPの部屋がBDPへ
BDPの会派申請書は、本日(12/25)国会の)本会議で読み上げられる。申請が総会で読まれた後、BDP議員たちは、国会の本会議場において、解党決定の出されたDTPの議員席に着席することになっている。
外されたBDPの看板も、BDPに架け替えられることになる。解散によって空室となった国会内のDTP事務所は、BDPの事務所となる。
サクク議員がかつて勤めていた国会運営委員会委員の席もBDPの議員に明け渡される予定である。BDPの会派代表には、DTPでも会派代表職にあったデミルタシュ議員とクシャナク議員が就任することと、国会運営委員会委員には、サクク議員が復帰するものとみられている。本日(12/25)総会で会派形成の申請が読み上げられるBDPは、初の政党会合を2010年の1月5日に実施する。
■新たな議席分配
BDPの設立で、国会の政党数は新たに7となり、会派を形成している政党数は再び4政党となる。
国会の議席分配は、以下の通りである;構成発展党(AKP):338議席、共和人民党(CHP):97議席、民族主義者行動党(MHP):67議席、平和民主党(BDP(:20議席、無所属:10議席、民主左派党(DSP):8議席、民主党(DP):1議席、トルコ党:1議席 合計:544議席
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( 翻訳者:沓澤実紗子 )
( 記事ID:18141 )