バイカルCHP党首、「アルンチ副首相暗殺計画は茶番」
2009年12月28日付 Radikal 紙

デニズ・バイカル共和人民党党首は次のように述べた。「もし不安定な状況を作り出そうとするなら、この二つの組織(政府と国軍)を対立させたい人々は、いつでもそこに混乱を引き起こすことができるのだ」
バイカル党首は、スターテレビで今日(28日)放送予定の番組「アレナ」の収録を行った。
番組で語った内容の一部は「スターテレビニュース」でも放送され、そこでバイカル党首はビュレント・アルンチ副首相の暗殺が二将校によって計画されたという主張を受けて、以下のようにコメントした。

「ここで問題なのは、ビュレント・アルンチ副首相にたいし、精神の均衡を欠いた悪意を有する人物が暗殺を企てたという主張ではないのです。政府が、トルコ国軍(TSK)がこうした暗殺を行う可能性があると考えているということなのです。
こうしたことが負わされているということもひどいことである。
考えてみてください、トルコ国軍(TSK)がこのような政府重鎮への暗殺計画をもくろんでいるとするなら、我々はこれ以上何も言えません。議論はここで終わりです。
第三者が特殊部隊に情報を与え、『あなたたちが探していた密告者が、今アルンチ副首相と一緒にいる、彼に情報を提供している』と言うのです。
彼らは会って、アルンチ副首相の居場所を教えるのです。
そして、今度はアルンチ副首相暗殺を計画しているものがいると警察に教えるのです。
あり得ることです。不安定な状況をつくりあげようとしたら、この二つの組織を対立させたい人々は、いつでもそこに混乱を引き起こすことができるのです」。

2010年に選挙はありうる

バイカル共和人民党党首は、政府がトルコのこのプロセスを続けることは不可能であると見ており、「よろしければ」といいながら、選挙を望むつもりであると述べた。同党首は「私としては選挙の日程は2011年5月を予定していましたが、最近の出来事をみると、トルコは与党の手に負えないところまできているので、彼らもこのことを考えざるを得ないのです」と言った

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( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:18164 )