トルコ最大のワインメーカー、カヴァクルデレ・ワイン会社の取締役アリ・バシュマン氏は2010年からワインにかかる酒税が引き下げられると語り、このことがワイン業界にとって追い風となることを期待すると述べた。
バシュマン氏は次のように話した。
「ヨーロッパ連合(EU)の法規にそった基準でのプロセスがあり、それを期待している。来年は確実にそうなるであろう。比例税は廃止され、定額税、すなわち全世界で適用されている酒類に課される税システムが登場することになる。これもコストを下げるという点で、非常に重要となる」
トルコはEUへの正式加盟交渉を続けており、国民的なお酒であるラクへの増税につながるEUの諸規定に反発している。新アルコール飲料法によると、蒸留酒には一定の割合で税がかかることになる。ワインやビールなどはアルコールの含有率によって課税される。
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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:18167 )