クルド問題の民主的解決プロセスが期待された段階に達していないことで、政府は動きだした。公正発展党(AKP)はまず党内の不協和音を排除するために、このプロセスに反対する議員たちの示す解決のための提言を採用することになる。
党内でも特に祖国党(ANAP)出身のムラト・バシュエスギオール氏、ウルク・ギョカルプ・ギュネイ氏、ヴァヒト・エルデム氏らは、クズルジャハマム・キャンプのハブル国境門での(34人のPKK党員投降時およびその後)光景から感じ取った不満について述べていたが、これらの批判の後、彼らはある声明文を準備していたとされた。反対派議員たちは現状でもう少し傍観するのを選ぶ一方、AKP執行部はこれらの議員の活動を阻止した。AKP執行部は最初の仕事として、これらの議員の批判と解決法がどのようなものであるかを学ぶことから始める。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、今後非公開の会合で議員たちに、「このプロセスに参加し、これを妨害しないように」とのメッセージを発して、議員たちがはっきりとした態度を示すよう要求する。議員たちに、「この電車から降りる者は、再び乗ることはできない」というメッセージも発する予定だ。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:18186 )