ガス管の敷設を待ち望む村々:エスファハーン州ザヴァーレ郡
2009年12月09日付 Mardomsalari 紙
(エスファハーン州のアルデスターン県)ザヴァーレ郡知事は「ザヴァーレ郡のソフラー行政村とリーゲスターン行政村内の130以上の農村が、ガス管の敷設を待ち望んでいる」と述べた。
ハサン・モフターリヤーン同郡知事はISNA(イラン学生通信)の取材の中で、ザヴァーレ郡がリーゲスターンとソフラーの2つの行政村と1万7千人にのぼる人口を擁し、ますます発展しつつあることに言及して、次のように発言した。
「ザヴァーレのリーゲスターン行政村域内だけでも、この4年間に10の養鶏場と1つのレンガ工場が建設された。しかし、リーゲスターン内の、実際に人々が暮らしている30近くの農村には、未だガスが引かれていない。」
レンガ工場、ダチョウ・鳥飼育所の建設と地域振興
同知事は、ザヴァーレのソフラー行政村域内で、国営の発電所、および、ダチョウ・鳥の飼育所が建設されたことに触れ、「同村域内の100以上の農村が(そのうち50の農村には人々が住んでいる)、未だにガスの恩恵を受けていない」と述べた。
モフターリヤーン郡知事は、「リーゲスターン行政村域内に建設された養鶏場とレンガ工場は、同地域に100世帯の人々が暮らし職を得ることを可能にする」と話した。
ザヴァーレ郡知事は、発電所とダチョウ・鳥の飼育場の建設を、有効な雇用創出策であり、地域の発展を促進させるものだと述べた。
さらに、同郡知事は、パイプラインとソフラー行政村の距離を10km以下、パイプラインとリーゲスターン行政村との距離は9kmであると述べ、次のように発言した。
「ザヴァーレ郡はインフラ整備のされていない不毛の土地である。しかし、十分な潜在能力があり、諸条件を整えることでそれらを最適利用することができるだろう。」
( 翻訳者:阿部初音 )
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