イラン製自動車ソレン、発売
2010年01月14日付 Hurriyet 紙

イランのコードロ(Khodro)社(IKCO)が製造した自動車「サマンド」に続き、「ソレン」モデルもトルコで発売された。

IKCOのトルコにおける販売代理店であるMYS自動車のイイット・セスクル社長は、トルコ市場に2年前「サマンド」の「LX」モデルで参入したと話した。

その後「サマンド」の「EL」モデルもトルコに導入したと話す同社長は、両モデル共、トルコ人消費者の大きな関心を集めたことを強調した。

セスクル社長は、「サマンド」への関心を基にイランで製造会社と行った会合の結果「ソレン」モデルもトルコに導入する決定をしたと述べ、「この決定で、ソレンの「EX」と「LX」モデルを新年第1週目からトルコ人消費者に提供した」と話した。

20990トルコリラ(約130万円)で販売される「ソレン」の「EL」モデルには、エアコン、エアーバッグ、自動開閉窓、ABSなどが標準装備されていると話すセスクル社長は、23990トルコリラ(約150万円)で販売される「LX」モデルには、これらの装備に加え、ダブル・エアーバッグ、ステンレスホイール、フォグランプ、駐車センサー、トルコ語のナビ、電動式シートがあると述べた。

同社長は、両車種共、1.6リッターエンジン110馬力で、ガソリンと天然ガス用のエンジンを備えたラインナップがあることに触れ、以下のように話した。
「我々は、高品質で低価格の自動車というスローガンの下、トルコの市場に参入した。「サマンド」で期待していただけの関心を集めた。これを受け、また高品質で低価格の自動車をトルコに導入した。トルコ人消費者は「ソレン」を気に入ると思う。これで、我々のトルコでの車種は2つ、タイプは4つになった。」


■新型モデル「ルンナ」

セスクル社長は、イランからトルコに入る3番目のモデルは、Bセグメントに分類される「ルンナ」になると述べた。

「ルンナ」が、昨年4月18日に、イランでアリ・エクベル・メフラビアン産業・鉱物大臣も参加した式典で初めて公開されたと話す同社長は、以下のように述べた。

「ルンナを1.4か1.6リットルエンジンを選択できる形で、3月にトルコで導入することを考えている。この自動車の特徴は、イラン以外世界で初めてトルコにて販売されることである。同自動車には、ABS、エアーバッグ、エアコン、オートロック、キセノンやLEDライト、ラジオ、CD、MP3プレイヤー、アラーム付遠隔操作鍵、機能的な鍵、ヒーテッドドアミラー、自動開閉窓のような装備がある」

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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:18261 )