ラフシャン・エジェヴィト、25年後に再び党首に
2010年01月17日付 Radikal 紙


フルキ・ジェヴィズオール氏が辞職したことにより、ラフシャン・エジェヴィト氏が民主左派人民党の党首に任命された。

民主左派党(DSP)の創設者であるラフシャン・エジェヴィト氏が、25年の歳月を経て再び党首となった。同氏は、先日フルキ・ジェヴィズオール氏の辞職により空席となった民主左派人民党(DSHP)の党首職に就任した。

かつての首相の一人であるビュレント・エジェヴィト氏の妻であるラフシャン・エジェヴィト氏は、マフスン・トゥルケル氏が党首に選ばれた後、DSPがエジェヴィト氏の路線から遠ざかったと非難しDSPを離党した。ラフシャン・エジェヴィト氏は、離党後にDSHPという名で新たに政党を創立し、党首にフルキ・ジェヴィズオール氏を任命した。ジェヴィズオール氏が(任命されて)39日後に、党首職を辞し、党内の同志を伴って同党からも離党した後、DSHP創立者委員会は昨日(16日)に行った会議においてラフシャン・エジェヴィト氏を党首に任命した。

■「党の秩序を乱すようなことは許されない」

この件に関して行われた会見では、「DSHPは国の諸問題を解決するために発足したが、この度一部の人々が党で定められた秩序を乱し、勝手な秩序を作ろうとした」と述べられ、「このことにより小さな問題が起きたが、この問題は短時間で乗り越えられた。われわれは活動を続け、早急に組織づくりを行っている」という表現が用いられた。
ラフシャン・エジェヴィト氏は、9月12日(クーデター)の軍事政権が政治活動禁止を宣告したビュレント・エジェヴィト氏の(活動)制限が続いている時代である1985年に創立したDSPで党首をつとめた後、25年経って86歳で再び創立した別の政党の党首となった。DSHPの書記長にはフィクレト・キュリュクチュオール氏が任命された。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:18282 )