ムスタファ・サルギュル左派新党結成へ、CHPから反発
2010年01月19日付 Radikal 紙


共和人民党(CHP)の国会議員らは、同政党の「砦」といわれるイズミルで週末にサルギュル氏が開いた(「変革への行動」と題する)集会についてコメントした。

共和人民党の国会議員らは、左派の新党設立のために活動している(イスタンブルの)シシュリ区長、ムスタファ・サルギュル氏の試みを、「共和人民党」の発展を阻もうとした、アメリカが糸をひく 、AKP(公正発展党)を支援する動きだと特徴付けた。共和人民党イズミル選出の国会議員らは、サルギュル区長が「共和人民党の砦」といわれるイズミルで週末に開いた集会についてコメントし、次のように述べた。

ビュレント・バラタル議員:イズミルをあてにした、この「変革運動」は、完全な失敗であり、失望以外のなにものでもない。私はこの行動を、計画的な行動だと見ている。共和人民党の現在の成長を阻むための、この成長を引き止めるための、打撃を与えるための運動だ。これは、大西洋の向こう(=アメリカ)で養われ、トルコにおいても、与党によって支援された行動だ。

セルチュク・アイハン議員:イズミルの人々が興味を示した集会ではなかった。イスタンブル、ブルサ、黒海やトルコの様々な場所から、大部分が動員されて開かれた集会だった。イズミルで黄色のハトが飛ばされたことは、特にNGO団体の反発を生んだ。共和人民党の砦に亀裂を入れることは不可能だ。

アフメト・エルスィン議員:サルギュル氏がイズミルで望んでいる支援を得ているとは言えない。集会が開かれた広場は4万人が入る場所だ。広場を見た人は、そこに約5千から1万の人がいたと言っている。これらの人々の大部分は、他の地域からイズミルに連れてこれらた人だ。左派に新しい政党は必要ない。左派に新政党を設立することは左派への裏切りだ

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( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:18299 )