トルコ発テレビ番組「お嫁さんになって!」のインド版、超豪華に放映中
2010年01月22日付 Radikal 紙


トルコが版権を持つコンテスト番組「お嫁さんになって!」がインドの豪華な衣装、音楽、セットとともに放映されている。

インドは、映画界で「ボリウッド」として知られ、娯楽文化で世界で最も彩りも鮮やかな国の一つであるが、一時期(トルコの)テレビで大きな話題を呼んだ『お嫁さんになって』を放送することになった。インドならではのきらびやかさとともに行われたコンテストは華麗である一方で、「スデシュ・ラニ」と言う名前の姑が引き起こした喧嘩も番組に強烈な印象を与えている。

番組フォーマットの世界配給元で、イギリスに本社のあるグローバル・エージェンシーのCEOであるイッゼト・ピント氏は、このコンテスト番組のインドでの放映に関する情報を提供する一方で、この番組フォーマットを今日までにアメリカ合衆国、イタリア、レバノンをも含む非常に多くの国に販売したと述べた。

ピント氏は、3年にわたって数え切れないくらいインドを訪れ、有力テレビ局と会談したと述べ、「これらの後で番組フォーマットを、世界のメディア王であるルバート・マードック氏が所有するStarチャンネルに販売することに成功しました」と話した。

ピント氏は、インドのテレビでの花嫁コンテストに何万人もの申し込みがあり、最後に6人の母-息子と12人の花嫁候補が番組に参加したと述べ、「国民の多くが関心を持って見たコンテスト番組は、インドのテレビで視聴率の記録を打ち立てました。スキャンダル続きの番組では、セムラ・ハヌムに匹敵するような「シデシュ・ラニ」という名の姑が出演中に文句を言いだし、番組の中でインド人の花嫁候補と姑たちの間で口論が続きました」と述べた。

■花嫁と花婿候補たちは太鼓の伴奏で登場

ピント氏は、インドは豪華な結婚披露宴で有名であり、インドに外国の番組フォーマットが導入されることは非常に稀であると話し、「トルコが版権を持つ『お嫁さん-姑番組フォーマット』がこの国に販売されたことを誇りに思っています。番組フォーマットは、我々の考えによれば、インドで今日まで制作された中で最も豪華な番組になりました」と語った。

同氏は、あらゆる種類のテレビの番組フォーマットと版権作品が、外国に進出することで、興奮を感じ、その興奮は、彼の元に新たなプロジェクトが次々と持ち込まれることで、日に日に高まっていると述べた。

またピント氏は、この番組によりインドで初めて生放送で結婚式が行われ、最終回はインターネット上で何十万回閲覧されたと語った。

番組の最終回では、花嫁と花婿候補らと姑らはインド音楽と太鼓の伴奏でダンスしながらコンテスト会場となった家にやってきたのだが、そこで一組のカップルが結婚した。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:18320 )