エジプトで大水のために街が壊滅、技師たちは人災だと主張
2010年01月22日付 Al-Ahram紙

■ 霰がアスワン住民を震え上がらせる

2010年01月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【本紙地方支局】

 アスワンでの大洪水の生存者は、「空から霰が降ってきて怖いと思ったら、ものの10分で村が完全に水に沈んでしまった」との一言で、災害の瞬間の心情を表現した。

 だがそれから数時間のうちにムバーラク大統領がアスワンを訪れ、被災者への補償を決定したことによって、恐れは安堵に代わった。

 アリーシュでは、大水が流れ込んだアリーシュ病院の再開準備として、病院の内外から水をかきだすべく、軍の工兵部隊が展開した。

 アリーシュでの大水災害に関しては、天候状況の悪化が街を襲った破壊の原因ではないことが明らかになった。アドバイザーをつとめる技師たちは、鉄砲水が流れ込む場所やアリーシュ涸れ河[ワジ]の河口付近に建物を建てるという愚かしさこそが、街が水没し、二つに分断された主たる原因だと強調した。

また彼らが管轄当局に強く反対したにもかかわらず、オリンピック村と数十の商店が、鉄砲水が海へと流れ込む進路に建てられたと述べ、これらの建物の価値は1億ポンドを下らないとしている。

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(翻訳者:勝畑冬実)
(記事ID:18357)