上エジプトのコプト襲撃事件に米・宗教自由委員会が関心
2010年01月25日付 Al-Ahram 紙
■ナグウ・ハンマーディー事件に法律を適用
2010年01月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
国家人権評議会のアフマド・カマール・アブルマギド副議長は、エジプトはナグウ・ハンマーディー事件への対処において例外なく法律を適用するとともに、宗教間紛争に関連する犯罪への対策において、法の権限を行き渡らせると強調した。
また副議長は、米・宗教自由委員会のメンバーたちが、評議会が作成したナグウ・ハンマーディー事件の報告書のコピーを入手したいと要求してきたのに対し、公判が続いていることを理由にこれを拒否したと明らかにした。また同委員会のメンバーたちは、事件の現場を訪れた苦情受付事務所の職員たちに犠牲者の家族の発言についても質問したいと求めてきたが、これも拒否したという。
これに関連して、エジプトのスーフィー教団の長たちと昨日会見した米議会の宗教自由委員会メンバー、レオナルド・リー米上院議員は、エジプトは数百年来、個人を差別することなく、宗教的・文化的多様性をその特徴としてきたと述べた。
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( 翻訳者:小林沙織 )
( 記事ID:18401 )