サイランテペ新スタジアム問題で、ガラタサライに悪い知らせ
2010年02月10日付 Zaman 紙


工事がまったく終わらず、絶えず問題に見舞われているセイランテペ計画に関し、行政裁判所から悪い知らせが届いた。

ガラタサライがセイランテペで行っている新スタジアム計画が行政裁判所により中止された。

ガラタサライ・スポーツクラブはセイランテペ計画が中止されたことを受けて行った発表で、このような状況はないと明らかにした。

スポーツクラブのインターネット公式サイトでの発表では、メディアで取り沙汰されているこの報道は、2009年12月8日付での行政裁判所の決定に依拠したものであるし、次のように述ている。

「トルコ技師・建築組合連合(TMMOB)建築家組合イスタンブル支部がセイランテペ新スタジアムに関する開発計画の変更の中止を求めた訴訟に関し、イスタンブル第9地方行政裁判所による2008年12月26日付の棄却決定は建築家組合により上告された。行政裁判所による2009年12月8日付の2009/11645番の決定では、当訴訟の大規模開発計画を調査、再審議するため、ファイルがイスタンブル第9地方行政裁判所へ差し戻された。

この決定からわかるように、セイランテペ計画の中止または継続の中止ということはなく、2ヶ月前の決定に基づき報道されたのは明白である。トゥルクテレコム・アリーナ建設はいかなる滞りもなく計画に沿った形で作業を継続している。」

集合住宅局(TOKİ)は、セイランテペ新スタジアム工事に関する工事活動は承認された計画に基づき続けられていると明らかにした。

集合住宅局(TOKİ)の書面による発表では、行政により押し進められているセイランテペ新スタジアムがある地域に属する2007年6月26日付で承認された計画は、裁判所の決定に沿う形で2008年6月14日付でイスタンブル広域市により承認されたと明らかにされた。

発表では「工事活動は承認された計画に基づいて継続されており、スタジアム計画の基礎工事は完了する段階です」と述べられた。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:18451 )