「アクセルペダル不具合問題」で、57,301台を対象とするリコールが始まった。
トヨタ・マーケティング&セール株式会社は、過去数年間に販売された57,301台を対象としたリコールを始めた。
トヨタ社はこの件に関して、トルコでの「潜在的なアクセルペダルの問題」に対応する体制を整えたことを書面で明らかにし、「トヨタ・マーケティング・セール社は、過去数年間に販売された、対象車57,301台のリコールを開始した」と発表した。
リコールについて、トヨタ・マーケティング・セール社CEOのアリー・ハイダル・ボズクルトは、対象車の所有者に電話やEメールで連絡をとり、最寄りのトヨタのサービスセンターに問い合わせをする必要があるということを知らせ、必要な部品を各サービスセンターに急送するといった作業を開始したことを明らかにした。また作業には30分程度を要し、これにかかる料金は無料であると説明した。
さらにボズクルトは、今回のリコールに関し、(顧客側からの申請の)期限は設けないと発表した。全ての対象車をチェックし終わるまで、リコールのキャンペーンは続き、たとえ1年後であってもトヨタの販売店に申請してきた顧客がいれば、無料で点検・修理を行う。
利用者が申請を怠らないようにすることが必要だとするボズクルトは、「今回のリコールは、この先起こりうる問題に対する防止策、という意味もあります。ですからリコール・キャンペーンで対象となる全てのお客様に、トヨタのサービスセンターにご連絡をいただき、点検をさせていただきたいのです」と述べている。
リコール・キャンペーンの対象となる全ての顧客に、できるだけ早く連絡を取りたいとするトヨタは、めったにない今回の事態に関して、現時点で何も問題がない車にも、今後トラブルが発生しうることを警告するとしている。
トルコ・トヨタの公式ウェブサイト(www.toyota.com.tr)で、2月15日(月)にリコール対象車の車体ナンバー問い合わせ画面が表示される予定であることを伝え、トヨタ車の利用者はインターネットの問い合わせ画面で車体ナンバーの照会を行い、自分が今回のリコールの対象かどうかを確認してほしいとしている。
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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:18462 )