選挙違反の元トゥンジェリ県知事に有罪判決―電気製品配布
2010年02月12日付 Radikal 紙

地方選挙前に、知事の権限を、特定の政党を支援するために利用したとして、元トゥンジェリ知事ムスタファ・ヤマン氏を禁固7カ月と公職追放に処分することが判決された。ヤマン氏の処罰は延期され、最高裁判所は、ヤマン知事についての判決理由を付した判決文の発表を延期した。ムスタファ・ヤマン知事が過去5年間において同様の罪を犯していないなら、刑は撤回されることになる。ヤマン氏は現在、ギレスン県知事として任務についている。

ギレスン県知事職に任命された元トゥンジェリ県知事ムスタファ・ヤマン氏に対して、3月29日の地方選挙前に電気製品と調度品を配布したとして訴訟が起こされた。最高裁判所の検察庁は、ヤマン知事が選挙基本法と有権者名簿に関する法に違反したために、禁固6ヶ月から1年の実刑を求めた。
ヤマン氏は、「公務員、用務員と、すべての車両、資材、各種の便宜を、政党または選挙候補者の指示により、もしくは何らかの政治活動において働かせること、利用する、または利用させることを禁止する」という法律に違反したことで起訴されていた。

高等選挙委員会(YSK)は、ヤマン知事が2009年3月29日の地方選挙前に始めた「電気製品配布」に関し、「選挙の秩序と公正性に関するYSK決議の適用に反した」との判断を下した。委員会は、運営規則の観点から、適切な処分が実行されるよう、ヤマン氏について内務省に報告し、内務省はこれについての調査のため、2名の検査官を任命した。最高裁判所共和国検察局も、ヤマン知事についての調査を開始した。検察局は、調査後に用意した論告文を、裁判の行われる最高裁判所第8刑事法廷に送った。最高裁判所第8刑事法廷は、論告文を受理した

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( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:18463 )