アブドゥッラー・オジャランがケニヤで逮捕されてトルコに送還された時期にあたり、シュルナクのジズレ郡で非合法のデモが行なわれた。ジズレ-イディル間を封鎖したデモ隊に向けて警官隊の装甲車から、トルコ語と共に初めてクルド語のアナウンスにより様々な警告がされた。
今日お昼頃ジズレ-イディル間を封鎖したデモ隊は、様々なスローガンを掲げながら、警官隊と衝突した。ジュディ地区とヌル地区の路地で集合した後イディル通りに出た50人ほどのデモ隊に対して、警官隊はすぐに干渉した。警官隊は、石で道にバリケードを作り、道を封鎖していたデモ隊に放水し、催涙弾を放った。
警察の干渉によってジュディ地区の路地に逃げたデモ隊は、離れて警察を観察し続けた。デモ隊が散らばらないのを見た警察は、デモ隊とその家族に対して、トルコ語とともに、初めてクルド語でアナウンスをした。警察の装甲車から「ジズレのご家族のみなさん。子供たちに説きなさい。勉強するためペンを持つべき手に石を持たせてはいけない。子供達を悪意のある人々が利用することを許してはいけない」とアナウンスした。この違法なデモは、短い間で鎮圧された。
郡では、治安対策が高度なレベルで取られた一方、起こりうるデモに対して郡の重要地点に即応の部隊を待機させられた。近隣の他郡でもたくさんの警官の補強がなされた。特別チームが、ジズレで待機している一方、公営の病院の庭でも軍警察(ジャンダルマ)が控えている。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:18476 )