ギュル大統領、インドとバングラディシュ公式訪問
2010年02月17日付 Yeni Safak 紙
アブドゥッラー・ギュル大統領のインド・バングラデシュ訪問は1億5千万ドルの投資への扉を開いた。イスタンブル、そしてムンバイで行われる予定の文化的催しについても公的組織が合意に署名を行った。
アブドゥッラー・ギュル大統領がインド・バングラデシュで行った公式訪問の間に、3つの直接投資のコラボレーションが構築され、これによりトルコにインドから約1億5千万ドルの投資が行われることが期待されている。外国経済関係協会の書面での発表によると、5カ国で合計28か所の五つ星ホテルにより事業を行うオベロイ・グループがイスタンブル で豪華ホテルを建設することを望んでいると明かされ、年間保証金が約2億3千万ドルに達する同グループの代表らが近々イスタンブルを訪れ、ボスフォラス海峡沿岸にホテル建設に適した土地を調査することが発表された。首相府投資支援局筋からの情報によると、(ギュル大統領の)訪問時には3つの直接投資のコラボレーションが成立した。このコラボレーションによりインドからトルコに約1億5千万ドルの直接投資が行われ、合計200人の雇用が保証される予定だ。
■協力への強調
首相府投資支援局のラヴィ・チャウドリー・インド代表は、トルコで投資を行うことに積極的ですでに同局を接触をもっている約50社が存在すると述べ、インド系企業が最も鉱業、基礎工事、農業、そして繊維産業で投資を行うことを望んでいるとのべた。トルコ商工会議所連合(TOBB)のリファト・ヒサルジュクルオール会長は、発展途上にある市場においてトルコと共に活動するようインド人実業家らにすすめ、トルコ人同業者らの中東、ユーラシア、そしてバルカンにおける経験を役立てることを促した。
■投資図
ギュル大統領の訪問の間に発表された計画の中には次のようなものがある。
・あるインドの造船会社が、トルコで生産を行うことを望んでいると明言した。
・ソクタシュ社が、8千万ドルの投資能力を2倍に増やす決定を行った。
・ボイダク・ホールディングがインドから糸を購入するためコラボレーションを設立。
・ジネル・ホールディングがインドに対し6~7万トンのソーダ輸出を計画していると明かした。
・イスタンブルとムンバイでのトルコ―インド映画祭開催が承認された。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:18497 )