シャーヒン国会議長、エルズルム主席検事罷免で司法当局を批判
2010年02月18日付 Yeni Safak 紙

メフメト・アリ・シャーヒン国会議長は、「裁判官と検察官は任期中に解雇されることがあってはならない 」と述べた。

トルコ大国民議会(TBMM)のアリ・シャーヒン議長は、トルコには必ず司法の改革が必要であると語った。メフメト・アリ・シャーヒン議長は、「裁判官と検察官は任期中に解雇されることがあってはならない」と述べた。

シャーヒン議長はタンザニアのジャカヤ・ムリショ・キクウェテ大統領との面会 時に(記者団に)話し、エルズルム共和国検事の罷免について「いかなる権力も法的機関に対して命令することはできない。任期中に彼らを解雇することはできない。トルコに絶対に司法の改革が必要であることはすでに明らかだ。」と述べた。

シャーヒン議長は、国会で司法界に起った危機に関する記者の質問への答えを求められ、裁判官と検察官は任期中に解雇されることはないと話し、この憲法の規定に誰もが従わなければならないと述べた。

シャーヒン議長は、憲法にもとづき、裁判官と検察官にいかなる機関も命令できないことを強調し、「これに最も従わなくてはならないのは司法にかかわる者たちである。先日起こった議論について国会議長として遺憾に思う。皆に常識ある言動をしてもらいたい。司法により力をもたせ、法の優越性に関する問題に打ち勝つために、私たちは必ず司法の改革を実現させなければならない」と語った。

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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:18500 )