■ マブフーフ氏暗殺にモサド関与の証拠
2010年02月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー、世界各地の首都:諸通信社】
ドバイ警察のダーヒー・ハルファーン署長は、パレスチナの指導的人物マフムード・マブフーフがドバイで殺害された事件について、99%の確率でイスラエルの諜報機関モサドが関与したことを示す証拠が存在することを確認した。
署長は、ドバイ警察が握っている証拠から、容疑者たちとイスラエルと密接な関係のある人物たちとの間に明確な結びつきがあることは明らかであると述べたが、それ以上の情報は示さなかった。
同じ頃、ドイツの「ジュートドイチェ・ツァイトゥング」(南ドイツ新聞)紙は、モサドがオーストリアに設置した司令室からマブフーフ抹殺作戦を指揮したと報じた。また、オーストリア当局も事件について調査中であり、オーストリアの携帯電話番号が事件で使われた形跡があると発表した。
昨日、イギリスとアイルランドの外務省は、両国駐在のイスラエル大使をロンドンとダブリンにそれぞれ召喚 し、作戦にイギリスとアイルランドの偽造パスポートが使用された件について説明を求めた。
イスラエル軍放送によれば、イスラエル政府は駐ロンドン大使の会見結果を、緊張のうちに待っている所だという。
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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:18521 )