ムバーラク大統領、水害被災地を視察
2010年01月20日付 Al-Ahram紙

■ムバーラク大統領、水害被災者への補償金と用地の提供を指示

2010年01月20日付アル・アハラーム紙(エジプト) HP1面

【各県:本紙支局】

ここ二日連続で多くの県を直撃した鉄砲水 と大雨への対策努力が続けられる中、ホスニー・ムバーラク大統領は昨日(19日)午後、シャルム・シェイフからアスワン県に到着し、被災地域を視察した。早急な犠牲者・負傷者への補償、シェルターへの収容や家屋再建、鉄砲水で損傷した高圧塔の修理などの状況を把握するためだ。

ムバーラク大統領はアスワン、北シナイ、南シナイの各地で家屋が全壊した人々に1万5千ポンドを支給し、代替住居建設のために300平米の用地を割り当てるよう命じた。また大統領は、被災者へのヘルスケアや遺族への食糧支援と生活支援策の提供を各県知事に命じ、政府に対しては被災者の損失を早急に補償するよう求めた。いくつかの県では被害を調査し、被災者に早急な補償を提供するための委員会が組織された。

アフマド・ナズィーフ首相は今日、北シナイ県で現地調査を行い、鉄砲水がひき起こした被害や、被災者への支援プロセス、基本的な公共サービスの再開などについて視察する予定である。首相はいくつかの県、中でもシナイ半島、上エジプト、紅海地域の各県で発生した鉄砲水の悪影響を収拾するために必要なあらゆる措置を政府はとると明言し、「破壊された建物は再建される。特に日干し煉瓦で造られた建物はより良い形で再建されることになる」と述べた。また、鉄砲水の流域に位置する家屋は別の地域に移転すると指摘した。

マグディー・ラーディー政府報道官は、内閣の危機対策室が受けた報告によれば、南シナイでは大量の鉄砲水によって女性1人が死亡、12人が負傷し、一部の道路が通行できなくなったため、軍が早急に介入し、必要な支援を提供した」と発表した。同報道官によればアスワン県のある村でも家屋が倒壊して女性2人が死亡、また5人の観光客が乗ったボートが転覆し、そのうち4人が救出されたが、イギリス国籍の1人は亡くなった。

(後略)

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(翻訳者:倉井彩)
(記事ID:18534)