アブドゥッラー・ギュル大統領は、エルドアン首相とバシュブー参謀総長をチャンカヤの大統領公邸に召集し、三者会談を行う。
今日(24日)午前11時、アブドゥッラー・ギュル大統領は、タイイプ・エルドアン首相とイルケル・バシュブー参謀総長を召集し、政府、司法、軍部の三者間で起きている危機に関し、三者会談を行う。三者会談では、バルヨズ安全保障行動計画が発覚した後、複数の将校が拘留・逮捕されたことへの検討や、司法改革が主な議題となるとみられている。
エルズィンジャン共和国主席検事イルハン・ジハネルが、エルズルム特別権限検察官らによって逮捕・投獄された後に起こった政府-司法間の緊張を検討するために、ギュル大統領はさまざまな会談を開いてきた。この枠組みの中で、大統領はおととい(22日)最高裁判所ハサン・ゲルチェケル長官と、行政裁判所ムスタファ・ビルデン長官と会見した。また、昨日(23日)は憲法裁判所ハシム・クルチ長官と法務大臣サードゥッラー・エルギンとも会見した。これら全ての会見を終えた後、ギュル大統領は、広範にわたるコメントを発表をするためには、エルドアン首相とバシュブー参謀総長との会談が適切であると判断した。今日(24日)、大統領は、首相、参謀総長と毎週定例の会談を予定になっていたが、エルドアン首相もバシュブー参謀総長との会談予定があったことから、ギュル大統領はそれらの会談を三者会談にまとめることにした。会談では、バシュブー参謀総長がバルヨズ計画捜査後に、トルコ国軍(TSK)でもちあがっている見解を、政府に、また「最高司令官」であるギュル大統領に伝達するという。
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( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:18541 )