ガザ地区攻撃に関する国連報告書への自治政府の対応に抗議広がる
2009年10月04日付 al-Hayat 紙

■ ガザ地区でゴールドストーン報告書についての検討延期に対し大規模な非難

2009年10月04日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ)

【ガザ、カイロ:ファトヒー・サッバーフ、本紙】

 南アフリカの検事であるリチャード・ゴールドストーン氏が率いる(ガザ攻撃に関する)国連真相究明委員会の報告書について検討の先送りが決定されたことに対する非難の動きが相次いでいる。複数の声明が出され、決定を非難する怒りの記者会見が開かれ、パレスチナ自治政府がこの決定の背後にいるとして非難された。しかし自治政府側はアメリカの圧力に屈して決定を取り下げたとする申し立てを否定している。一方ファタハ中央委員会は声明の中で、来年3月に開催される予定である国連人権理事会の次回会合において報告書を承認するよう呼びかけた。

 ガザ地区の解任された[ハマース]内閣は、ゴールドストーン報告書に関する検討の延期と無視という「パレスチナ自治政府の要請」は、「我が人民に対する危険な犯罪行為である」とみなしている。ハマース内閣の公式報道官であるターヒル・アル=ヌーヌー氏はガザ市での記者会見のなかで、決定の取り下げは「パレスチナ自治政府の指導者たちが戦争中にガザに対する攻撃をやめないよう強く働きかけたという(イスラエル外相のアヴィグドール・)リーベルマンが述べていることに確証を与えることになる」と述べた。

 ヌーヌー氏は、パキスタンとイスラーム諸国会議機構、そしてすべてのアラブ諸国に「報告書をただちに採択し、国連安全保障委員会に付託させるべく働きかけるよう」呼びかけ、「ハマース内閣はこの件に関して専門委員会を組織し、報告書の安保理付託に向けた環境を整えるべく全面的に協力する用意がある」と述べるとともに、「報告書を採択しないということは、ガザ地区に対する新たな侵略戦争をイスラエル占領当局に許すことを意味する」と警告した。

(後略)

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( 翻訳者:鈴木啓之 )
( 記事ID:18577 )