最初の客はCHPバイカル党首―大統領による政治解決努力はじまる
2010年03月03日付 Radikal 紙
アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコ大国民議会にて会派を形成する政党のリーダーらと一名ずつ会談を行う予定だ。この枠組みで、ギュル大統領は第一回目の会談を第一野党のリーダー、共和人民党デニズ・バイカル党首と行った。
大統領府によりマスコミに配布された会談に関する映像では、ギュル大統領が、バイカル党首を執務室のドアで迎えている。映像では、バイカル党首からの「私が最後に来た時、部屋はこのような形でしたっけ」という言葉を受け、ギュル大統領が「こういう形でした。時間はかなり過ぎたのですね」と話しているのがわかる。共和人民党のリーダー、バイカル党首は、会談のためチャンカヤの大統領官邸へ、貴賓専用の出入り口より17時25分に入った。約1時間40分続いた会談の後バイカル党首は官邸を後にした。共和人民党のリーダーは官邸から出る際に行った会見で「有益な会談になった。問題となっている事柄について話し合った」と述べた。
バイカル―ギュル会談では、司法危機の問題や憲法改正の問題を中心に話し合われることが期待されていた。大統領府筋は、ギュル大統領が最近の様々な問題の進展に関し、高等司法各機関の高官らを受け入れ、先週レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、参謀総長イルケル・バシュブー将軍と三者会談を行ったことに引き続き、各リーダーらと会談を持つ予定であると明かした。これによるとギュル大統領は、明日(木曜)平和民主党、民族主義者行動党のリーダーらを迎える予定だ。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:18601 )