パレスチナ首相、平和的抗議行動へのイスラエル軍の弾圧激化を懸念
2010年02月14日付 al-Hayat 紙

■ ファイヤード首相、占領に対する平和的抗議行動へのイスラエルの行動エスカレートを警告

2010年02月14日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ)

【ガザ:(本紙)】

 パレスチナ自治政府のサラーム・ファイヤード首相は、ヨルダン川西岸地区のヘブロンでイスラエル占領軍の銃撃によってパレスチナ人1人が殺害されたことに抗議し、占領軍や過激派入植者たちの西岸地区における行為に対する民衆の抗議活動へのイスラエルの軍事的行動がエスカレートする危険性を警告した。

 イスラエル占領軍は一昨日、ヘブロン市旧市街のシャッラーラ地区でファーイズ・ファラジュ氏(41歳)に発砲した。ファラジュ氏は重傷を負いイスラエルの病院に搬送されたが、そこで死亡した。イスラエル軍報道官は「一昨日、イスラエル軍兵士は西岸地区で、刃物で襲撃しようとしてきたパレスチナ人1人を射殺した」と述べた。水曜日には、西岸地区北部ナブルス近郊で、非番のパレスチナ人警官がイスラエル軍兵士1人を刺殺している。

 ファイヤード首相は昨日、記者発表の中で、「入植活動や分離壁、過激派入植者の活動に対する平和的抗議活動に参加した市民にイスラエル軍が致死傷を負わせたのはこれが最初のことではない」と述べ、「イスラエル軍の行為は、最も厳しい言葉で糾弾されるべきものであり、各地での市民の平和的抗議活動を弾圧し、入植活動や分離壁に反対する委員会の指導者や活動家ら数十人を逮捕すべく数ヶ月にわたって続いているキャンペーンの一環として行われたものである」と付け加えた。

 またファイヤード氏は、「イスラエルの軍事的行動の激化は、入植活動や分離壁、そして過激な入植者のテロ活動に抗議するパレスチナ人民の活動や抗議行動が平和的性格を持つものだということを世界やイスラエルの国内世論が認識しているなかで行われている」との見解を述べた。

(後略)

Tweet
シェア


原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:鈴木啓之 )
( 記事ID:18628 )