サウジ外相、イランへの新たな制裁を可能にするため中国に石油カードを行使? 
2010年03月04日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヨーロッパとアメリカ、イランへの新しい制裁を準備
■ファイサル外相、今日中国へ。石油を安価に提供との報道
■アサド大統領:「我々とテヘランやヒズブッラーとの関係に交渉の余地はない」

2010年03月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ロンドン、ナザレ:本紙ズヘイル・アンドラウス記者】

サウジアラビアのサウード・ファイサル外相が木曜日に北京を訪問し、中東 情勢とイラン核問題に関するサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアジーズ国王からの親書を胡錦濤国家主席に手渡す。そんな中、シリアのアサド大統領が火曜日、シリアとイラン、ヒズブッラー、ハマースとの関係には交渉の余地がないとする明確なメッセージをアメリカとイスラエルに伝えたことが明るみに出た。

リヤドの外交筋によると、ファイサル外相は数時間の北京訪問を行い、アブドゥッラー国王からの親書を中国国家主席に渡す。その内容は「中東和平プロセスとそれに対するサウジの見解、そしてイラン核問題に対するサウジ政府 の見解」であるという。

その情報筋は、サウジ政府が中国に影響力を行使して、イランへの制裁強化に留保を示している中国の姿勢を変化させるとのアメリカからの提案が、その親書に記されているかどうかについては限定を避けた。

欧米のアナリストたちは、核開発を続けるイランに新たな制裁を加えるための国連安保理決議を引き出すというアメリカの計画を支持するよう、サウジは中国を説得しようとすると見ている。

アメリカとEUは水曜日、物議を醸しているイランの核問題を巡り、イランに対して新しい制裁を加えることへの支持を表明した。アメリカ政府はIAEAの会合で、国際社会にとって他の選択肢はもはやないとの見方を示した。

(後略)

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( 翻訳者:倉井彩 )
( 記事ID:18635 )