アンカラ・ミニバス運転手協会は、首都アンカラの交通料金に関して6年前の料金体系を有効とする交通調整センター(UKOME)の決定に訴訟を起こし、これを無効とする判決が下った。この割引料金体系は無効となった。
ハジュ・ベキル・ガーニ協会長は、会見で協会としてアンカラ広域市がUKOMEより得た決定に関し、アンカラ第2行政裁判所にて起こした訴訟の結果が今日(3月11日)わかったと話した。
それによると、ガーニ協会長はミニバス、バス、そしてアンカライ(地下鉄)について6年前の交通体系を有効とする(UKOMEの)決定が無効となったとし、この判決に満足していると伝えた。
ガーニ協会長は、3月8日(日)以降、ミニバスでの交通料金は一人90クルシュであることから、業界関係者は「困難と損失」を経験したと話し、「今日、運営委員会で行う予定の会議で以前の交通料金で利用者を乗せ続ける。判決は同時に、民営と公営EGOバスでもUKOMEの決定以前の交通料金が有効であることを保証するものである」と伝えた。
協会担当のメフメト・アリ・アラン弁護士は、第2行政裁判所が下した判決により、UKOMEが定めた交通機関での割引料金は無効となり、交通料金は3月8日(日)以前の水準に戻されたと伝えた。
また、ガーニ協会長からアンカラ第2裁判所からなされた中止の決定を知ったミニバス運転手たちは喜び、「困難」から救われたと話した。
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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:18674 )