ガザ地区支援キャラバン、支援物資を積んでようやくガザ地区に到着
2010年01月08日付 al-Hayat 紙

■ 「生命の動脈3」キャラバンがようやくガザ地区に到着

2010年01月08日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面

【ガザ:本紙】

 ガザ地区に到着した「生命の動脈3」キャラバンのメンバーらは昨日、救援物資を同地区の保健機関や、慈善団体、救援団体に手渡した。連帯活動家およそ500人が参加したキャラバンは救急車、トラック、小型バスなど300台の自動車から成り、患者の治療のための医療機器や、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃で手足を失った人々のための車椅子も多数含まれている。

 キャラバンの代表を務めるジョージ・ギャロウェイ英下院議員は昨日ガザ市で開かれた記者会見で、「キャラバンはトルコ人の兄弟たちの膨大な努力なくして、ガザ地区に辿り着くことはできなかった」と述べ、2週間以上もガザ地区への到着を妨げようとしてきたと主催者側が非難するエジプトとの仲介にトルコが努めたことに言及した。そして、「我々は17ヶ国からあなた方のもとに来た。長い距離を経て、苦しみや大きな悲劇を乗り越え、神のおかげであなた方と共にガザにいる」と述べた。

 またギャロウェイ議員は「エジプト治安当局はアリーシュで、キャラバンに積まれた救援物資の25パーセントを、ガザへの入域を許可する前に押収した」と指摘し、「遅れたこと、そしてこのキャラバンの物資の価値がどこまで行っても些少であることをお詫びする。しかし神が我々を支えるならば、我々はあなた方のもとに何度も戻ってくる。そしてあなた方に対する包囲の解除を試みる」と述べた。

 ガザ地区の解任された[ハマース主導の]パレスチナ内閣のアフマド・アル=クルド労働・社会問題相は、「パレスチナと連帯する人々は、ガザ地区に対する封鎖と占領軍の攻撃が戦争犯罪であり、人道に対する犯罪であると全世界に訴える人道的なメッセージを伝えている」と述べ、「エジプトがガザ地区との境界に鋼鉄の壁を建設しているのは、イスラエル占領国家による包囲を強化するための計画の一環である」と非難した。

 エジプト当局は、アリーシュ港で起きたキャラバンのメンバーとエジプト治安部隊の衝突と、4年前から封鎖されているガザ地区との境界線付近で発生した通過禁止に対する抗議デモとの衝突の後、キャラバンに対して水曜日から木曜日にかけての夜にラファハ通行所からガザ地区に入ることを認めた。

(後略)

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( 翻訳者:青山沙枝 )
( 記事ID:18688 )