閉鎖された元民主市民党のチュルクとトゥールクへ実刑求刑
2010年03月18日付 Yeni Safak 紙

不逮捕特権が消滅した、閉鎖された民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク元党首とディヤルバクル選出のアイセル・トゥールク議員について、「過去に行った19回の講演で、テロ組織のプロパガンダを行ったとし、テロ組織の一員ではないにもかかわらず、組織に代わって罪を犯した」として裁判が起こされた。

ディヤルバクル共和国検察局は、憲法裁判所の判決に基づき、不逮捕特権が消滅した、閉鎖されたDTPのチュルク元党首とトゥールク・ディヤルバクル選出議員に、それぞれ起訴状を出した。

アフメト・チュルク元党首の起訴状では、同党首が2006年から2009年の間にディヤルバクル、バトゥマン、シイルト、マルディン、ロジTVで行った7つの講演において、犯罪となる要素が確認されたと記されている。起訴状では、問題の講演の分析も行われている。

アイセル・トゥールク議員の起訴状では、2005年から2009年までに、ディヤルバクルでの活動で行った講演とメディアで報道された発言が取り上げられている。
起訴状では、トゥールク議員が行った12の講演において、犯罪となる要素が確認されたことが記載された。

両起訴状では、過去の講演、チュルク元党首は7つの講演により、「テロ組織のプロパガンダを行った」「組織の一員ではないにもかかわらず、組織に代わって罪を犯した」との罪で45年、トゥールク議員は12つの講演により同様の罪で70年の禁固刑を求刑された。

チュルク元党首とトゥールク議員の裁判は今後重罪裁判所で行われる。

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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:18725 )