CHPクルチダルオール議員の双子の兄弟、離党して民主党へ
2010年04月01日付 Hurriyet 紙
共和人民党(CHP)会派代表代理のケマル・クルチダルオール議員の双子の兄弟であり、コジャエリ在住でセカ(セルロース・紙工場)会社を定年退職したアディル・クルチダルオール氏は、CHPを離党し、民主党(DP)へ入党した。
アディル・クルチダルオール氏は、1948年12月17日に自分より2時間前に生まれたケマル・クルチダルオールを「お兄さん」と呼んでいる。
■ 「弟に確認していない」
クルチダルオール議員は、弟であるアディル・クルチダルオール氏がCHPを離党し、DPへ入党したことを新聞記事で知ったとし、「本当かどうかも分からない。本人にも確認していない。政治的な考えは自由に表現できる。ある人物がある政党に属するからといって、関係者皆がその政党に属するわけではない。みな考えや態度には違いがある」と話した。
■クルチダルオール氏にヴァンでの反応
CHPの定例県会議に参加するためにヴァンを訪問したクルチダルオール議員は、ヴァンの街中を歩いているとき、県民からもろもろの意見を受けた。
クルチダルオール議員の前に立ったサリフ・シャハルCHP議員は、自分の党員カードの返却を希望した。シャハル議員は、「このカードをデニズ・バイカル党首に返却したい。このカードを持っていることが恥ずかしい。長年CHPを支持してきたが、このカードをバイカル党首に返却する。このカードには彼の署名がある。バイカル党首は、何年にも渡りCHPに害を与えている。CHPにふさわしくない。あなたが党首になればいい。バイカルは党の名に傷をつけている」と述べた。これに対し、クルチダルオール議員はシャハル議員へ、バイカル党首が明日ヴァンを訪問し、会議で政策について話す旨を述べた。別の市民は、クルチダルオール議員に対し、「この国を担ってください。ここで話したことをアンカラでも話してください」と意見を述べた。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:18805 )