日本人の「すし」食の秘密
2010年04月08日付 Radikal 紙


日本人は、腸にあるバクテリアのお陰で、寿司を食べることに向いていることがわかった。

科学雑誌Natureに今日掲載される研究によれば、問題となっているバクテリアは、海のバクテリアが持つ遺伝子を持っている。人間の消化器には1兆ものバクテリアが存在している。

研究を行ったフランスの首都パリにあるピエール・マリー・キュルー大学(UPMC)と、フランス北部のブルターニュ地方にある海洋生物学研究所の研究チームの専門家らは、海のバクテリアZobellia Galactanivoransが持つ酵素が、寿司を巻く時に使われる赤い海藻が持つ多糖類を2つに分解することを発見した。

科学者らは、この酵素が持つ分解遺伝子が、腸にあるバクテリアPlebeiusにも存在すること、そしてこのバクテリアは日本人の排泄物にのみ発見されると特定した。

硫黄セルロースは、腸内代謝時に、炭水化物である寿司の消化に重要な役割を果たしている。

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:18847 )