■リビア国籍保有者、アメリカ入国治安措置リストから削除
2010年4月6日付アル=アハラーム紙(エジプト)アラブ諸国面
【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ】
リビア外務省が明らかにしたところによれば、米当局はリビアを含む14カ国の国籍保有者に対し米空港での追加治安検査を義務付けるとの決定を取り消した。
リビア外務省ウェブサイトが米筋の発言を引用し伝えるところによれば、新たに実施される[治安]措置とは、国籍ではなく諜報機関の情報に基づき、合衆国を目的地とする全ての人に例外なく適用されるものである。
リビア外務省は、1月に駐トリポリ米大使を召喚し、アムステルダム・デトロイト間での米機爆破未遂事件の直後にリビアが同リストに加えられたことに対して強く抗議するとともに、相互主義の原則を適用する可能性もあるとして警告した。
他方、地雷除去により国土再建を目指すリビア国家プロジェクトの副委員長ムハンマド・アラーッディーン・ハニーシュは、現在までに40万個の地雷をリビア領土から除去したが、未だに約700万個が残存すると述べた。
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( 翻訳者:松屋直子 )
( 記事ID:18861 )