ジュムフリエト紙主筆イルハン・セルチュク、不当逮捕裁判に勝訴
2010年04月13日付 Radikal 紙

ジュムフリエト紙発行人兼主筆であるイルハン・セルチュク氏は、エルゲネコン担当検察官に対し、私生活に関する情報が起訴状に記載されたとして、裁判を起こしていたが、勝訴を勝ち取った。検察官らは、私生活に関する情報を起訴状に記載したとして有罪とされた。


イルハン・セルチュク氏は、エルゲネコン起訴状で個人の権利を侵害され、個人的な会話が悪意を持って起訴状に取り上げられたと語り、検察官らに苦情を申し立てた。シルケジの第5第一審裁判所で行われた審理で検察官らは、私生活に関する情報を起訴状に記載したことで有罪となった。イルハン・セルチュク氏は、エルゲネコン担当検察官のゼケリヤ・オズ氏、メフメト・アリ・ペクギュゼル氏、ニハト・タシュクン氏が「起訴状での解析および分析で、個人的な通話記録を記載し、セルチュク氏自身を中傷し、評価を下げる」という意図であったと断言した。裁判所はこの種の解析が「起訴状に記載されることは違法である」との決定を下した。イルハン・セルチュク氏は損害賠償のかわりに、この決定が新聞に記載されることを望んだ。
これは、エルゲネコン担当検察官に対して行われ、結審した最初の裁判となった。エルゲネコン担当検察官らは裁判所の決定に対し15日以内に異議申し立てをすることができる。

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( 翻訳者:畔上曜子 )
( 記事ID:18879 )