鼻骨骨折のアフメト・チュルク元党首退院、「犯人よりも大事なのは将来
2010年04月14日付 Milliyet 紙
解党した民主市民党(DTP)の元党首アフメト・チュルクは、サムスンで殴打された後に運ばれた病院から退院した。病院から出る時に会見をしたチュルク元党首は、襲われた後トルコ各地から「お大事に」というメッセージが届いたと述べ、「国民はこの事件を心と頭に刻んだことでしょう」と語った。
チュルク元党首は襲撃に関する説明はしたくないとし、トルコ各地で事件に対する抗議が起こり、各地の人々から電話で早く良くなるようお見舞いをいただいたと話し、「このようなこと、まさに平和、民主主義、国民の友好に対するこうした一撃は、クルドの人々に刻まれたと考えています。クルド人のみでありません。この事件はトルコ国民の心と頭にも刻まれた、とうれしく口にすることができます。サムスンでさえ、このような事件に遭った場所でさえ、国民、市民社会団体、知識人、民主主義者は反発を示しました。ゾングルダク、トラブゾンからも多くの人々が私に電話で早く良くなるようにと願い、悲しみを伝えました。」
チュルク元党首は、トルコの問題に関して共通の認識を持ち、愛情と融和を基本に据えた際に人々は助け合うということが、この事件後明らかになったと述べ、政治家は国の問題にこのように取り組む必要があると述べた。事件の犯人が捕まったことに触れたアフメト・チュルク元党首は、「犯人よりも大事なのは将来なのです」と述べた。
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:18886 )