エジプトで大規模な家庭内手工芸の展示会開催
2010年04月14日付 Al-Ahram 紙

■ スザンヌ・ムバーラク夫人、家庭内手工芸の展示会「我が故郷2010」を開催

2010年04月14日付アル=アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ジーハーン・ムスタファー記者】

 スザンヌ・ムバーラク大統領夫人は昨日、第44回家庭内手工芸展示会「我が故郷2010」を開催した。この展示会はナスル・シティーの展示場で4月22日まで開かれている。今年の展示会にはアラブ地域からサウジアラビア、パレスチナ、ヨルダン、モロッコ、リビア、アルジェリア、カタールの7カ国に加えて、エジプト国内29県で手工芸に従事する家族が参加した。展示会には絨毯、絹、羊毛、キリム、陶器や手作りの装飾品、手作りの織物、家具、銅細工や銀細工、衣類、蜂蜜やオリーブやナツメヤシなど各県特産の食品など、最も優れた手工芸品や製品9,000点以上が集められている。

 アリー・アル=ムサイラヒー社会連帯相は、今回の展示会が最も援助を必要としている家庭に対して経済的な能力を付与することによって援助を行うという国家的な関心事の一環として開催されるものだと述べた。「生産的家族」プロジェクトは家族が小規模な事業を立ち上げるための訓練を施し、ナーセル社会銀行や社会開発基金による低利子あるいは無利子での資金提供を行い、事業の実施のために原材料や設備を提供するとともに、エジプト国内外での製品の販売を社会連帯省が支援し、エジプト国内の各県に常設展示場を設置するというもので、その数は現時点で104ヶ所に上り、今後200ヶ所に増設する予定だ。

(後略)

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( 翻訳者:大橋泰斗 )
( 記事ID:18889 )