湾岸諸国でモロッコ人女性の人身売買
2010年04月19日付 al-Quds al-Arabi紙

■モロッコ、湾岸諸国で人身売買犠牲者となったモロッコ人女性を調査

2010年04月19日クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ドーハ:AFP】

モロッコ人権評議会議長ムハンマド・ハルズニーは、モロッコ人女性が人身売買ならびに「売春」と呼ばれる行いの犠牲者となった件について調査するため、幾つかのアラブ湾岸諸国へ派遣団を送る意向であることを明らかにした。

昨日日曜のカタール紙「アル=ワタン[祖国]」への声明で同氏は以下のように述べた。

「我々はすでにこの問題に対する取り組みを始めており、特に調査するため幾つかの湾岸諸国の現場訪問を実施するところである。」

「我々は例えば湾岸に向かうほとんどの女性たちが誇りある仕事に就いていると確信している。しかし、『売春』と呼ばれる現象は人間社会の始まりから変化していない。統計によれば、その数は増加する一方でモロッコに限らずあらゆる場所に存在する。」

「次段階で我々が最も重要視するだろう問題の一つが人身売買であり、女性や児童の性的搾取に関連することであれ密出入国組織ネットワークに関連することであれ、内容は問わない。」

「私には確かなことは分からないが、人々の想像の中で湾岸諸国は性の消費者という点で際立っていると見なされている。」

モロッコ国王ムハンマド六世の諮問機関である人権評議会の議長[であるハルズニー氏]は、モロッコのメディアが売春という事が関わると話を誇張しすぎるきらいがあるとして、次のように述べた。

「新聞は、売春というと人目をひくヘッドラインを使いたがる。そのような形でその問題を広めてはならないのだが。」

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(翻訳者:石川貴子)
(記事ID:18934)