憲法改正案第20項、338票で可決―憲法裁判所改組関連
2010年04月26日付 Hurriyet 紙
トルコ大国民議会の総会で、憲法改正案第20項に338人が賛成票を、70人が反対票を投じた。
総会での無記名投票には408人の国会議員が参加した。投票結果は賛成が338票、反対が70票だった。改正案第20項により、憲法裁判所の活動と裁判のシステムを規定する第149条が変更されることになる。これによると、憲法裁判所は2つの小法廷と大法廷という体制となる。
投票の終盤、与党議員たちはメフメト・アリ・シャーヒン国会議長に、公正発展党イスタンブル選出のエディベ・ソゼン議員が投票していない事を告げた。これに対して民族主義者行動党のオクタイ・ヴラル会派代表代理は「国会議員は自分自身の意思に基づき投票を行うべきだ。強制されるべきではない。圧力がかけられている」と述べた。
メフメト・アリ・シャーヒン国会議長は、国会議員が圧力をかけられるなどありえないと述べ、「どんな国会議員も圧力などおそれない」と語った。
この間にソゼン議員は走って議場に入ってきて、票を投じた。シャーヒン議長は議員らの口論が続いていることに関し、総会の最中であると述べ、「立ったままこのように言い争うのは良くない。自分の席に着きなさい。テレビで生中継されているのですよ」と言った。
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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:18969 )