イズミルで2件の女性殺人事件―同一犯による犯罪か?
2010年04月26日付 Zaman 紙
イズミルで連続殺人の恐怖
イズミルのバルチョヴァ郡で、一昨日の夜、銀行員の女性が殺害されたすぐ近くの通りでまたもや女性の殺人事件が起きた。
2つの殺人事件は犯行現場が近かったこと、犯行の手口がよく似ていることから連続殺人の疑いが持たれた。情報によると、タイフン通りで午前0時頃にイズミル経済大学に通うアイシェ・セレン・アイラさん(22)は銃で頭を撃たれ殺害された。犯人は事件現場から逃げた。一昨日の晩もこの通りのすぐそばのチャーダシュ通りで、銀行員のエスラ・ヤシャルさん(27)が同じような手口で殺害された。警察は、アイシェ・セレン・アイラさんの所持品のバッグと携帯電話がなくなっていることを明らかにした。監視カメラによって、殺害されたアイラさんと思われる若い女性が買い物から帰る途中に銃で襲われたことが確認された。犯人は背後から近づいてこの女性を撃ち、バッグを奪って逃げた様子が映っていたことが発表された。アイシェ・セレン・アイラさんと同じ寮に住んでいた友人は、アイラさんにメールを送ったこと、しかし返事が来なかったので電話をしたこと、そして電話に出た人が息を切らしており、すぐに電話を切ったと説明していることが分かっている。2つの殺人事件が、ともに口径7.65mmのピストルを使ってなされたと指摘され、2つの殺人は同一犯による犯行である可能性が高くなった。そこでエルジュメント・ユルマズ警察署長官の指令により、特別捜査隊が結成され、特にこの地域一帯の監視カメラの記録の分析に着手された。
2人の女性が同じような犯行手口で殺害されたため、連続殺人の可能性が出てきた。近隣に住む人々は、殺人事件が2日連続で起きたせいでとても不安であること、夜は外出できないと語った。
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( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:18970 )