ここが泣かせどころ!-国会議員を泣かせたエルドアン演説
2010年05月04日付 Milliyet 紙
「ここにお集まりになっている三政党(共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)、平和民主党(BDP))が、我々の政党 (公正発展党(AKP))同様に、国会議員に、全ての国会議員の自由意思に敬意を示していれば、また友人たちに圧力をかけていなければ、このような結果にはならなかった、と確信しています。評価は、高尚なる国会で下されるのです。(それがわかっていれば)我々に、議題に、結果に同意することになったでしょう。他に言うべきことはありません。国民は、審判の日に、この一部始終についてそれに相応しい評価を下すことでしょう。」
「我々の政党(AKP)が設立されてからというもの、AKP党員は心を一つにして今日まで至りました。全ての同僚たちが、国家と国民に対して、火傷しそうな情熱的な愛を持ち合わせていることを、知っています。そして、AKP全体が、献身的な愛を持ち合わせていることも、知っています。」
「この団結、堅固さを羨む人たちや、団結を壊そうとする者たちは、いろいろと仕掛けてきたり、友愛を大胆に傷つけようとしたりしました。しかし、私は信じています。この友人たちは、今後こうした仕掛けや陰険な企てに肯んじない、と。この友人たちの調和、友情、兄弟愛、そして統一や一体性といったものは、決して傷つけられないでしょう。ここにいるメンバー、この行動は、歴史を作り続けるだろう。」
「8条とともに生じた光景は、AKPのもとでというより、他党のもとで議論が続けられるでしょう。トルコをよくする、民主主義の水準を変える、こうした憲法改正を支援しなかったが故に、歴史と国民が、CHP、MHP、BDPに審判を下すことでしょう、そう信じています。」
「常々言っていることを、ここで再度申し上げましょう。留まることは許されません。前に進みましょう。統一性と一体性を守りながら、友好的にこの道を歩み続けましょう。国民と国土、我々の国のため、この国の若い世代のため、希望で眼が輝いている子どもたちのために、歩み始めたこの道を、くじけず、たゆまず、揺るぎなく進みましょう。アッラーのご加護を。アッラーが幸運を与えて下さいますよう。」
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( 翻訳者:大久保はるか )
( 記事ID:19033 )