サルギュル・シシュリ区長がバイカル暗殺計画!?-CHP発表、サルギュル否定
2010年05月08日付 Hurriyet 紙


デニズ・バイカル党首を暗殺するため、国外から暗殺者が来るという告発が共和人民党(CHP)中央執行部(MYK)を揺るがした。会議の後、CHPのオンデル・サヴ事務局長が、この件に関して行った発表に対して、ムスタファ・サルギュル・シシュリ区長が、記者会見を行った。

■ 「バイカル氏の健康は、私にとってとても重要である」

ムスタファ・サルギュル氏は、「オンデル・サヴ氏が驚かせるために行った発表に対して、回答しましょう。政治的モラルにそぐわない手段によって、デニズ・バイカル氏に対して計画された暗殺の告発に私の名前も入っていました。これは、本当に滑稽で汚い中傷です。バイカル氏に対して、暗殺の試みがあるというなら、最後まで糾弾します」と述べた。

■ 法的手段を開始

「月曜日に法的手段を講じさせます」と話したサルギュル区長は、「オンデル・サヴ氏を介して一連の主張があります。私たちは、あらゆる訴訟に勝訴してきた。この度の誹謗中傷について、「まいった」といいたい。神よ、根も葉もない誹謗中傷から私たちをお守りください。バイカル氏が友人たちをいかに不適切に選んだのかを世論は知りました。この、あきれた会見がよい例です。何かあれば、サルギュルのせいだと知るでしょう。バイカル氏の健康は私にとって、とても重要です。司法から必要な答えを得ることでしょう。15-20日前、このような告発があったそうです。そのとき、なぜ表沙汰にしなかったのでしょうか?我々は、尊い政治を行うために邁進しています。同じような中傷を繰り返しはしません。オンデル・サヴ氏に祝辞を述べます。座って、考えて、動いたそうです。私に何ができるでしょう?しかし、拙速な行動は何の意味もありません。CHPにいる友人たちにも、神が良識を与えてくれますように。何年間もなぜ政権に就けなかったのかが明らかになりました。痛恨の思いと共に糾弾します」と話した。

■ この事件に、ただ「まいった」といいたい

サルギュル区長は、「私は今日まで、ライバルを中傷して歩んできたことは一切ありません。いつも真っ向勝負が好きでした。オンデル・サヴ氏のばかげた戯言であるこの発表を、悔恨の念で非難します。何かあれば、サルギュルのせいだと知るでしょう。彼らは話題をそらそうと思っているのです。バイカル氏の健康は、全ての人々にとって必須のものですが、私にとってはもっと必須なものなのです。オンデル・サヴ氏は、何度もこの種のことを話しました。何度も法廷へ行き、すべて私たちが勝訴しました。ただ今回の件に関して、「まいった」といいたい。なにもかもかなぐり捨てられ、このことからどのように免れようか、とおっしゃいました。今回の件があったのなら、なぜその日に話さなかったのか?サヴ氏よ、なぜ今日をまっていたのか?バイカルに対して悲しく思います。誤った友人の選び方をしています」と述べた。

■ CHPから衝撃の主張

MYKの会議の後、CHPのオンデル・サヴ事務局長は、全員を驚かせた発表をおこなった。オンデル・サヴ氏は、CHPのデニズ・バイカル党首に行われることが計画された暗殺の報せを受けて、事態を慎重に調査したことを明らかにし、「何の補足も加えないで、イスタンブル警察署に行われた告発を、そのままあなた方にお伝えします。イスタンブル警察署犯罪捜査課に行われた告発とは、(ムスタファ・サルギュル・シシュリ区長は、CHPのデニズ・バイカル党首をやれという命令を下した)」と述べた。サヴ氏は、CHPの中央執行部(MYK)のメンバーたちと共にひらいた記者会見で、この告発を受けて、「いかなる件で、いかなる種類の攻撃に直面したのか」を皆さんにもお知らせしたいと思っていると述べた。

(後略)

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( 翻訳者:能勢美紀 )
( 記事ID:19069 )