占い師の夫婦が、開運を口実に若い女性らからお金をだまし取ったとして、逮捕された。
ジャーメ・ジャム紙によると、数日前、ある若い女性がランギャルード検察庁を訪れ、訴えを起こして、次のように述べた。「しばらく前に、数人の求婚者に対してプロポーズのお断りをしたら、誰からも求婚されなくなりました」。
訴えを起こした女性は次のように加えた。「私は、何か悪い状況に陥っている、この先誰からも求婚されなくなってしまうのではないか、と感じました。そこで、友達の勧めで、ある占い師の夫婦のもとに会いに行きました。彼らは私から法外な金額を受け取ると、奇妙な内容の手書きの紙や指示書きを見せ、自分たちの勧めることをすなおに実行するよう私に求めました。しかし、しばらく経っても私の抱える問題は一向に解決しませんでした。私が彼らにこのことで抗議をすると、彼らは私を脅迫してきました」。
この申し立ての後、司法命令が出され、ランギャルード警察の警察官らは事件の捜査を開始した。するとこの申し立てから少し後、占い師夫婦に対する同様の訴えが数件、刑事警察に寄せられた。
本紙記者の報告によると、さまざまな情報を総合し、訴えを起こした被害者ら（全員若い女性）を調査したところ、占い師夫婦は直ちに逮捕され、家宅捜索の結果、占いの道具数点が発見され押収されたという。
容疑者の取り調べで、彼らは〔占いの〕初歩的知識を身につけ、開運を口実に人々からお金をだまし取っていたことが明らかになった。2人の容疑者それぞれから自白が取られたことから、この供述内容に関して〔容疑者らを拘留してさらに調べを進めるよう命ずる〕司法命令が出された。
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（ 翻訳者:鳥光真理子 ）
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