トップ会談につぐトップ会談―南米から帰国のエルドアン首相、動き活発
2010年06月02日付 Milliyet 紙

南アメリカへの訪問から15時間をかけて戻ったエルドアン首相は、その足ですぐに空港で小規模なトップ会談を開いた。30分間の休憩後に首相府で安全問題に関するトップ会談を行った。その後、党の院内会合に参加した。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イスラエルのガザへの支援船に対する襲撃とイスケンデルンで6人の兵士が殉職したテロ攻撃のため、15時間をかけてチリから戻ったその足で会談につぐ会談を行った。
エルドアン首相は昨日チリからトルコへの帰路、飛行機がアンカラのエセンボア空港に着陸する直前、代表団に対し感謝の辞を述べた。

■降りるとすぐに報告を受けた

エルドアン首相は飛行機でのスピーチでクルド労働者党(PKK)とイスラエルの攻撃に触れ、エセンボア空港に降りるとすぐに首相臨時代理を務めていたビュレント・アルンチ副首相から報告を受けた。

■休憩なしで会談へ

エルドアン首相は、空港でジェミル・チチェキ副首相、ザフェル・チャーラヤン国務相とメフメト・アイドゥン国務相、ヴェジディ・ギョニュル国防相、タネル・ユルドゥズエネルギー天然資源相、ビナリ・ユルドゥルム運輸相、エルトゥールル・ギュナイ文化観光相、ニハト・エルギュン通商産業相と約15分にわたる小規模な会談を行った。
エルドアン首相はそこからスバイエヴレリにある私邸に移動した。そこで30分だけ滞在し、首相府へ行き突然の会談を行った。首相府で行われた会談にはアルンチ副首相、チチェキ副首相、ギョニュル国防相、第二軍司令官アスラン・ギュネル大将、参謀作戦本部長メフメト・エロズ中将、海上幕僚長ヌスレト・ギュネル海軍中将、海上作戦訓練部隊長ジェム・チャクマク海軍准将、エフカン・アラ首相府事務次官、国家諜報機構ハカン・フィダン長官が参加した。
司令官らは地図を手に入って来たことが確認されている。
軍関係者は会談でイスケンデルンで起こったテロ攻撃に関する報告を行った。エルドアン首相はイスラエルの攻撃に関し軍関係者から報告を受けた。

■オバマ大統領と電話で会談

エルドアン首相は昨夕アメリカのバラク・オバマ大統領と約40分にわたる電話での会談を行った。

■内務省で会談

イスケンデルンでのテロ攻撃とイスラエルの支援船襲撃後、昨日内務省で安全問題に関する会談が行われた。ベシル・アタライ内務相が議長を務めた会談には国家諜報機構ハカン・フィダン長官、内務省オスマン・ギュネシ事務次官、オウズ・カーン・キョクサル警察庁長官、軍警察司令部幕僚長ムスタファ・ビュユク中将が参加した。

■小規模な国家安全保障評会議が開かれる

エルドアン首相は今日も11時に重要な会談で議長を務める。エルドアン首相は首相府での会談に国家安全保障評会議(MGK)のメンバーである大臣、参謀総長イルケル・バシュブー大将、軍司令官らや他の関係者が参加する。
会談にはギュル大統領の他に国家安全保障評会議メンバーの大部分が参加し、最近起こった襲撃などが議題となる。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:19308 )