ギュレンの発言に政権内でふたつの異なる反応
2010年06月06日付 Hurriyet 紙

イスラエルのガザに人道支援物資を運ぼうとした船に関するフェトゥフッラー・ギュレン氏の発言に対して政権内で二つの異なる意見がでている。

ビュレント・アルンチ副首相は、ギュレン氏の発言に関する新聞記者たちの質問に答え、襲撃事件の結果はまだでたばかりであるとし、以下のように述べた。「行なわれたことは、虐殺であり、不平等であり、あの素晴らしい人々の命を奪った殺人である。これは、海賊行為である。我々の外務大臣は、国連の安全保障会議であらん限りの力でこれが略奪行為であることを述べた。さて、この事件に対して、例の、えらい先生がおっしゃったことが私にとってどういう意味をもつかと、あなた方は私に尋ねるわけだが、先生は、いつものように正しいことをおっしゃっている。」

エルトゥールル・ギュナイ文化観光相はというと、記者団からギュレン氏がガザ人道支援のやり方を批判したことについての意見を求められ、「遠くから見たら、事件はそのように見えるだろう。しかし中から見ると私達が見ているように見えている。」という答えをした。ギュレンがアメリカで生活しているためそう思うのか、という問いには、ギュナイ大臣は、「さあね。」と答えた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:19341 )