タルカン本の「表現の自由」をめぐり、トルコ有罪-欧州人権裁判所判決
2010年06月08日付 Radikal 紙


タルカンについての本の出版社社長のオズジャン・サパン氏の訴えを協議した欧州人権裁判所は、「トルコは、欧州人権憲章の『表現の自由』に関する第10条に反している」との判決を下した。

トルコはこの判決により出版社社長に合計3000ユーロの賠償金を支払う。

「タルカン―スターの真実」という名の博士論文からスタートし、2001年に出版された本の第一章ではタルカンのスターとしてのデビュー、第二章では歌手人生について書かれている。

この本ではメディアに出たときのタルカンに関する31の写真も載っている。

この本に関して、タルカン側が「イメージを傷つけ、個人の人権に反している」との理由で訴えた裁判では、2001年9月17日に回収の措置がとられていた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:19362 )